みりょく満点米として栽培されているコシヒカリの水田です。下重さんは5月24〜28日の期間で田植えを行い、適正な管理のもと、現在まで順調に育っています。ちなみに、今年は育苗箱に換算すると3,000枚もの量の苗を植えました。現在のところ昨年と比較しても、いもち病や害虫の被害も見られず、良い出来であるとのことです。

                 (H19/7/6撮影)

 こちらは直播栽培を実施している水田です。特殊な加工(カルパーコーティング)により被覆した種もみを直接水田に播くことで、育苗等の労力・経費軽減を図ることができるということで、全国で実施が進められています。直播の実施から3年目にあたる今年は5月2日に種を播き、順調な生育状況です。

              (H19/7/6撮影)

 下重さんが所有しているトラクターです。このトラクターで田植え前の作業である耕起・代掻きに併せて、側状施肥を行っております。
 また、直播栽培の作業の効率化に対応するため、新型のバーティカルハロー周辺機器(均平機器)を導入したため、代掻き作業が大幅に軽減されたそうです。

               (H19/7/6撮影)

 10月に入り稲刈りの季節になりました。JA東西しらかわ管内でも、どこもかしこも稲刈りの活気に溢れています。
 尚、当JA管内である福島県県南地方の出穂日は、   コシヒカリ  8月15日
     ひとめぼれ  8月 6日
     チヨニシキ(山間部)  8月15日
となりました。
  ※ JA東西しらかわ稲作情報より抜粋

              (H19/10/19撮影)

米の穂を拡大した写真です。大粒の稲籾が収穫が待ち遠しそうにびっしりと実っています。
 稲刈りをしているところです。この水田は直播栽培のひとめぼれが栽培されています。下重さんが所有しているコンバインは6条刈りで非常に効率良く収穫を行うことができます。今年は一日最大2haほどのハイペースで稲刈りをしており、総収穫量は約3,000俵が見込まれています。ちなみに、今年の米の単収は7〜8俵ほどで、米の質も上々であるとのことです。

            (H19/10/19撮影)

 下重さんの所有している乾燥機です。刈り取った米はまずこの乾燥機で適性な水分量に調整します。そして、籾ストッカーに蓄えられた米は籾摺り機で玄米と籾に分けられます。次にライスグレーダーで米を選別し、玄米ストッカーに蓄えられた後、米袋に適正量ごとに詰め込んでいくのです。
 下重さんはこの乾燥・調製作業時に2段乾燥でゆっくりと米の水分量を調節し、胴割米を防いでいます。また、常に混米防止を心がけています。

           (H19/10/19撮影)

 この米袋はJA東西しらかわ「みりょく満点米」の専用米袋です。米袋は出荷契約をして下さる組合員さんに無償提供しております。また、今年度よりみりょく満点米の栽培基準であるライスグレーダーの網目の大きさを1.85?から1.90?に変更しております。これまで以上に大粒で良品質な米を皆様にお届けすることができるよう、生産者・JA共々努力して参ります。

            (H19/10/19撮影)

米袋の中に脱穀した米が詰まっています。粒がそろった大粒の米で、自信をもっておすすめできます。
 今回撮影に協力して頂いたのは東部営農センター管内でみりょく満点米を栽培に取り組んでいる 下重繁男さんです(JA東西しらかわ稲作生産部会連絡協議会副会長)。
 「コシヒカリ」を9.2haほど(内、みりょく満点米90a)栽培しているほか、もち米30aを作付けしています。そして、20haもの水田の受託作業を請け負っており、全ての水田面積を換算すると30haにもなる大規模農業経営者です。また、米以外にも育苗ハウスを活用した、キュウリ・トマトの栽培やイチゴの栽培などを行っています。
下重さんの所有している水田の周辺地域は、いもち病などが発生しにくい環境条件で、おいしい米が出来る地域だそうです。遅植え、遅刈りのほうがおいしい米ができる秘訣であるとおっしゃる下重さんは、工夫を凝らした作業や最新農機の導入、適正な管理を行い大規模面積を効率的にこなしていらっしゃいます。また、有機質肥料の使用と農薬使用減による、エコ栽培と特別栽培の実施に力を入れております。
 下重さん曰く、地産地消を心がけることはもちろんのこと、今後、地元の米のおいしさが全国へ伝わり、おいしいという声が聞こえてくるようであれば嬉しい。現状を維持しつつ、地元の農業に貢献できるよう、今後も日本人の活動源である米の栽培に努めていきたいと笑顔で語って下さいました。